
春日井市でLGBTと向き合う少林寺拳法の道院
~愛知柏原道院が「違いを尊重する強さ」を伝えたい理由~
近年、「LGBT」や「多様性」という言葉を耳にする機会が増えました。
学校教育の現場でも取り上げられるようになり、社会全体が少しずつ変化しています。
しかしその一方で、
・どう考えればいいのか分からない
・子どもにどう伝えるのが正しいのか迷う
・武道の世界とは関係ない話ではないか
そんな声も少なくありません。
けれど私たちは、春日井市で子どもたちを指導する少林寺拳法道院として、 このテーマから目をそらすことはできないと考えています。
なぜならこれは「思想」の問題ではなく、 人の尊厳の問題だからです。

少林寺拳法の教えとLGBT ― 本質は同じ
少林寺拳法は、単なる護身術ではありません。
創始者、宗道臣 が掲げた理念は、
「人づくりによる国づくり」
「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」
という、人間尊重の思想にあります。
・体格が違う。
・性格が違う。
・得意なことが違う。
私たちはそれを“個性”として受け止めます。
では、性の在り方が違うことはどうでしょうか。
それもまた、人の在り方の一つです。
優劣ではありません。
多数派か少数派かの問題でもありません。
尊重するかどうか。
それだけです。
本当の「強さ」とは何か

武道を習う理由は何でしょうか。
・強くなりたい。
・自信をつけたい。
・礼儀を身につけたい。
そのどれも大切です。しかし私たちが伝えたい強さは、もう一歩深いものです。
・自分と違う人を否定しない強さ
・弱い立場の人を守れる強さ
・不安や恐れに支配されない強さ
LGBTという言葉に戸惑いを感じるとしたら、それは「知らない」ことから来ているのかもしれません。
少林寺拳法の修練も同じです。
恐怖は、理解することで小さくなります。
知ることは、強さにつながる。
それを私たちは、春日井市の子どもたちに伝えたいのです。
子どもたちは、大人よりも柔らかい

道場で日々感じることがあります。
子どもたちは、とても自然に違いを受け入れるということです。
問題になるのは違いそのものではなく、違いをからかう空気です。
私たち 少林寺拳法 愛知柏原道院では、
・からかわない
・排除しない
・違いを笑わない
この空気づくりを徹底しています。
それはLGBTに限った話ではありません。すべての子どもが安心できる場所であるための約束です。
実際に、ある保護者の方がこんなことを話してくださいました。
「ここは“できる子”だけが褒められる場所ではないですね。うちの子は少し繊細なのですが、安心して通えています。」
また別の保護者様は、
「強くなることよりも、人を思いやれる子になってほしいと思っていました。ここなら大丈夫だと感じました。」
私たちにとって何より嬉しい言葉です。
少林寺拳法も武道である以上、厳しさはあります。しかし尊厳を傷つける厳しさは存在しません。
春日井市で未来を育てるという責任

春日井市 で活動する私たち少林寺拳法 愛知柏原道院は、地域の中で子どもを育てる責任があります。
これからの社会は、多様性と共に歩む時代です。
必要なのは、
・違いを排除する力ではなく、
・違いを理解しようとする力。
少林寺拳法の修練は、
相手と向き合い、信頼し、呼吸を合わせる時間です。
それは、多様な社会を生きる練習でもあるのです。
▶ 春日井市公式の多様性解説ページ
性の在り方や多様性の基礎について、行政による解説ページです。
LGBTQを知ろう-春日井市公式ホームページ
春日井市では多様性を尊重する取組として、企業を対象にしたフレンドリー制度も実施されています。
LGBTQフレンドリー企業制度-春日井市公式ホームページ
少林寺拳法 愛知柏原道院|私たちのスタンス
私たちは誰かを攻撃しません。誰かを否定する運動もしません。
ただ、
「人は皆、尊重される存在である」
この一点を、子どもたちに伝え続けます。それが少林寺拳法 の教えであり、愛知柏原道院の姿勢です。
もしかすると、
「うちの子は周りと少し違うのかもしれない」
そう感じているご家庭もあるかもしれません。
「私は周りの人と少し違うのかもしれない・周りの人とは違うんだ」
そう感じ、実感している人もあると思います。
皆さん、どうか一人で抱え込まないでください。
私たちは専門家ではありません。ですが、否定しない姿勢だけは約束できます。
少林寺拳法は、自分を認め、他人を認める修行です。
それは性別や個性の違いを超えた、
“人としての修行”です。

春日井市で習い事を探している保護者の皆様へ
技術だけでなく、心の土台を育てたい。自分に自信を持ち、他人を尊重できる子に育ってほしい。
そう願われるなら、ぜひ一度体験にお越しください。
強さとは、優しさを守る力です。
愛知柏原道院は、春日井市でその強さを育てています。

体格も、性格も、得意なことも違う子どもたちが、同じ場所に立ち、向き合い、礼をする。
違いは、そこにありますが、分断は、そこにはありません。
少林寺拳法が教えるのは、「人は本来、尊い存在である」という揺るぎない事実です。
もし将来、誰かが自分の違いに悩む日が来たとしても。そのとき、そっと寄り添える人であってほしい。
否定ではなく、理解を選べる人であってほしい。
それが“人の質”であり、
開祖・宗道臣が命を懸けて遺した願いです。
春日井市のこの小さな道場から、私たちは今日も、その種を蒔き続けます。
強さとは、優しさを守る力。
そして――
人を尊ぶ心こそが、未来をつくっていきます。

門下生の皆さんに対するお考え素晴らしいです!
どの世界でも“強者から弱者に対する攻撃”のニュースが聞かれる中、
こうした道場の立場を示してくださることはなかなか出来ることではありません。
これからも応援いたします!
綾邊先生
コメントありがとうございます。
創始からまもなく80年。時代背景や情勢は変わっても、やらなけやらなければならない事、考えるべき事は変わらないですよね。
共に頑張っていきましょう!